6V6 S 2apge
■回路図
■部品について
・電源トランスはタンゴ製ですが、製造中止品です。代替品としてタンゴのGS-115があります。
・見栄えを良くするためにアンプの前面にアクリル製のパネル取り付ける事にしてアクリ屋に特注しました。
・シャーシーはタカチのUS-260ですが、かなり小さいので同じような物を作る時は一回り大きな物をお勧めします。
■今回得られたノウハウ等
・ケミコンの取り付けにベーク板によるハトメ基板を作りました。なんちゃってスルーホール基板といえます。ハトメを広げる時に使う菊割棒なる工具を手芸店から購入しました。
・テフロン線、耐熱電線は#16、#18、#20、#22を使い分けました。
#16→AC100V
#18→ヒーター、スピーカー端子
#20→B電源、アース
#22→入力回路、NF回路、パイロットランプ
・パイロットランプにLEDを使いヒーター電源と共通にしたところ、スイッチングノイズが盛大に発生しました。
別巻線からLEDに電源を供給し、片側をアースしてやっとノイズが収まりました。やはり球アンプにはネオンランプが良いようです。
■音質評価、etc.
・非常に穏やかな音がします。高域はレンジ感がなくやや不足気味ですが意外とすっきりとした音です。
・一方、低域はダンピングが低いためか緩やかな感じの音がでます。もっと元気が欲しい気もしますがこのクラスのアンプにそこまで要求するのは酷でしょう。バランスは低域よりですがまあまあの音質です。かかったコストや大きさを考えるととてもいい音がします。BGM用、癒し系アンプの目的にぴったりです。
・Bendixの5992はエレハモと比べると、さらにおとなしくちょっと期待外れです。エレハモの方が細かい音が良く聞こえてきます。6SL7もブランドによって音も変わりそうですが、今のところこれで満足しています。
・寝室用のセカンドシステムとしてモニターオーディオのBronzeB2という16cmの2wayスピーカーを鳴らしていますが、音量不足はありません。このような非力な真空管アンプでも現代的なスピーカーをそこそこ鳴らせることが分かりました。
・6V6GTは今まで生き残っている球だけにいかにも真空管的な音でそれだけの価値があるのでしょう。
■部品について
・電源トランスはタンゴ製ですが、製造中止品です。代替品としてタンゴのGS-115があります。
・見栄えを良くするためにアンプの前面にアクリル製のパネル取り付ける事にしてアクリ屋に特注しました。
・シャーシーはタカチのUS-260ですが、かなり小さいので同じような物を作る時は一回り大きな物をお勧めします。
主要部品 | メーカー、品名 | 入手先等 |
真空管 | ベンディックス 5992、GCE 6SL7エレハモ 6V6GT | |
電源トランス | タンゴ N-12 | |
出力トランス | タムラ F-475 |
ノグチトランス |
フィルムコンデンサー金属皮膜抵抗器赤LED | ASCKOAリンクマン HT204SRD | |
テフロン線 | モガミ | オヤイデ電気 |
シャーシー | タカチ US-260 | |
アクリルパネル | 特注 | アクリ屋 |
■今回得られたノウハウ等
・ケミコンの取り付けにベーク板によるハトメ基板を作りました。なんちゃってスルーホール基板といえます。ハトメを広げる時に使う菊割棒なる工具を手芸店から購入しました。
・テフロン線、耐熱電線は#16、#18、#20、#22を使い分けました。
#16→AC100V
#18→ヒーター、スピーカー端子
#20→B電源、アース
#22→入力回路、NF回路、パイロットランプ
・パイロットランプにLEDを使いヒーター電源と共通にしたところ、スイッチングノイズが盛大に発生しました。
別巻線からLEDに電源を供給し、片側をアースしてやっとノイズが収まりました。やはり球アンプにはネオンランプが良いようです。
■音質評価、etc.
・非常に穏やかな音がします。高域はレンジ感がなくやや不足気味ですが意外とすっきりとした音です。
・一方、低域はダンピングが低いためか緩やかな感じの音がでます。もっと元気が欲しい気もしますがこのクラスのアンプにそこまで要求するのは酷でしょう。バランスは低域よりですがまあまあの音質です。かかったコストや大きさを考えるととてもいい音がします。BGM用、癒し系アンプの目的にぴったりです。
・Bendixの5992はエレハモと比べると、さらにおとなしくちょっと期待外れです。エレハモの方が細かい音が良く聞こえてきます。6SL7もブランドによって音も変わりそうですが、今のところこれで満足しています。
・寝室用のセカンドシステムとしてモニターオーディオのBronzeB2という16cmの2wayスピーカーを鳴らしていますが、音量不足はありません。このような非力な真空管アンプでも現代的なスピーカーをそこそこ鳴らせることが分かりました。
・6V6GTは今まで生き残っている球だけにいかにも真空管的な音でそれだけの価値があるのでしょう。
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